近年増加しているゴミ屋敷。
ゴミ屋敷化してしまっているのは、高齢の方だけではありません。
20代~30代の若者や女性の方が隠れゴミ屋敷化してしまっています。
ゴミ屋敷化してしまっている人は少ないと思っても、実は隠れゴミ屋敷、またはゴミ屋敷予備軍の方は少なくありません。
自身は大丈夫だと思っていても、放置しておくことで後々トラブルや、命の危険に及ぶ可能性があります。
今回は、ゴミ屋敷とはどんな状態なのか、条件と放置しておくことでどんなリスクがあるのかをご紹介します。
目次
1. 隠れゴミ屋敷って?
そもそも隠れゴミ屋敷ってなに?と思った方もいるでしょう。
隠れゴミ屋敷というのは、一見ゴミ屋敷ではなく見えますが中はゴミ屋敷状態です。
隠れゴミ屋敷は、外から見ても判別が出来ません。
家主は自分の家がゴミ屋敷だと気づいていないことも多々あります。
そのまま放置することで、ゴミ屋敷化はさらに悪化していくでしょう。
隠れゴミ屋敷はどこからなのか曖昧で分かりません。
ゴミ屋敷の条件を次の章で説明をしていきますので、自分は当てはまっているのかチェックをしてみてください。
2. 隠れゴミ屋敷の条件
隠れゴミ屋敷についてよくわかったかと思います。
自分はゴミ屋敷と思っていなくても、世間から見たらゴミ屋敷かもしれません。
ここではゴミ屋敷の条件をご説明していきますので、自分の家は大丈夫なのか、該当するのかチェックしてみてください。
a.捨ててないゴミ袋が常に3個以上
部屋の中に捨ててないゴミ袋が、常に3個以上放置している状態は隠れゴミ屋敷かもしれません。
自治体によってゴミ出しのルールが厳しく中々出せないという場合は例外ですが、ゴミ袋が減らない状態は非常に危険です。
特に生ゴミを放置してしまうことで、悪臭の発生し、
そこから害虫の誘致をしてしまう可能性があります。
ゴミ捨てをせず、ゴミ袋が複数個待機していませんか選択
b.1週間放置したペットボトルが10本以上ある
飲みかけや飲み終わった後のペットボトルを放置してしまった経験がある方は、誰しも経験があるかと思います。
ペットボトルの飲料水は特に身近なものです。
外出先で、ついつい買ってしまうものなので、放置してしまうとペットボトルの数は増えていきます。
ゴミ袋と同様に放置をしておくと、その環境に慣れてしまい片付ける気が起きなくなりますので、最低でも5本溜まったら片付けるようにしましょう。
c.失くし物が多い
気づけば印鑑を失くしてしまった、明日提出しなければならない書類が見当たらないなんてことはありませんか?
失くし物が多いと感じましたら、ゴミ屋敷の前兆またはゴミ屋敷と疑いを持ちましょう。
自身が住んでいる家で以下の2つが心あたりがある方は、片付けを行ってください。
・物がバラバラで散乱している
・物やゴミが多いからとりあえず1つの場所に集めている
d.洗濯をせず同じ服を何度も着ている
ゴミ屋敷に住んでいる方の特徴として洗濯をしない方が多い傾向があります。
また、洗濯をしたくても洗濯機の上に物を置いてしまって使用できない場合もあります。
清潔を維持しようとしなければ、部屋も自然と不潔になっていきます。また、洗濯をしない状態で物を積み重ねてしまうとダニやハウスダストによって、アレルギーを起こす可能性もあります。
定期的に洗濯を行うようにしてください。
e.足の踏み場がない
足の踏み場がない状態は最もゴミ屋敷の特徴といえます。
ゴミ屋敷や汚部屋は、物やゴミによって生活スペースの大半を占めてしまっているとお話ししました。
物が置けなくなることで、自分の寝るスペースや床までもが物で溢れてしまいます。
中には、お風呂やトイレに物を置く場所として使ってしまい、使用することができないケースがあります。
足の踏み場がないと感じましたら、それはゴミ屋敷または汚部屋と考えても良いかもしれません。
最近足の踏み場がないと感じたりしていませんか?
少しでも思いましたらすぐに対策が必要です。
3. 放置をすることのリスク
ここまでゴミ屋敷の条件についてご説明しましたが、当てはまってしまった項目はありましたでしょうか?
これらの条件に一つでも当てはまったら、汚部屋、ゴミ屋敷、またはゴミ屋敷予備軍です。
「条件に当てはまったけど、まだ生活は出来ているから大丈夫」
その余裕が危険です。
この状態を放置することで取り返しのつかないことになりかねません。
a.けがや病気の可能性も
先ほどゴミ屋敷の条件についてご説明しましたが、ものが多く足の踏み場のない状態ですとアクセサリーや鋭利のあるものを踏んでしまいけがをしてしまいます。
それだけでなく、転倒してしまったり物が落ちてきてしまうことにより大けがをしてしまうかもしれません。また、ゴミ悪臭や害虫により呼吸器やアレルギー、食中毒などで病気を引き起こしてしまいます。
今は健康であっても、時間が経過することで状況が悪化し、病気になってしまうのも珍しくありません。
健康を保つためにも片付けをすることが必要です。
b.災害の危険性
健康被害の他に、火災や地震などの災害が発生してしまうと物が邪魔で逃げ遅れてしまう可能性もあります。
また、特に火災が発生してしまいますと一瞬にして火が広がります。
行動したくとも行動を起こすことが出来ず、最悪の場合は命を落としてしまうかもしれません。
ゴミ屋敷の場合、自身の家が火災の発生の原因にもなりえます。
物やゴミが多い分、火事のリスクは格段に上がります。
リスク回避のためにも、部屋は清潔状態にしておかなければなりません。
4. ゴミ屋敷の片付け方
ゴミ屋敷になってしまったらすぐに片付けなどの対策を行わなければなりません。
ゴミ屋敷の片付け方はいたってシンプルです。
では、ご説明していきます。
a.溜まっているゴミを処分する
まずは溜まっているゴミを処分していきます。
しかし、ゴミを処分するといって無闇に進めてしまうと、途中で挫折をしてしまい、最終的には捨てられないと思ってしまいます。
ゴミを処分するステップは2つあります。
b.散らかっているものを収納する
床やあちこちに散乱している、これからも使っていくものはしっかりと収納場所を決めて片付けていきましょう。
しかし、あまりにも物が多いならば、その場で仕分けをしていく必要があります。
必要なもの、不要なもので仕分けをし、この機会に部屋をスッキリさせましょう。
ゴミの処分と片付けが終わりましたら、掃除をし清潔な状態に戻しましょう!
5. 片付けられないと感じたら
ゴミ屋敷を片付けるとなっても、今まで放置していた部屋を片付けるのは至難の業です。
ゴミ屋敷の状態によっては、一般の方では片付けや掃除することが出来ない場合もあります。
また、自身で片付けるとなると時間がかなり掛かってしまいます。
特に社会人で仕事が忙しい方は、時間がなくゴミを捨てられないという方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、無理をせずに業者へ依頼するのをおすすめします。
業者へ依頼することにより、時間と手間を削減することが出来ます。
自分で行うよりも、隅々まで対応をしてくれるので捨てられない、片付けられないと感じたら業者へ依頼しましょう。
しかし、業者によってサービスやオプションが変わってきます。
費用も変わってきますので予め見積もりをとり自分にあった業者を選ばなければなりません。
中には悪徳業者もいますので、注意が必要です。
必ず複数社見積もりをとり、比較をして自分にあった業者を選びましょう。
6. まとめ
ゴミ屋敷の条件、放置のリスクなどについてお分かり頂けたかと思います。
隠れゴミ屋敷の方は少なくありません。
ほとんどの方はゴミ屋敷に住んでいると分からない方ばかりです。
最近では、若い女性の方がゴミ屋敷化してしまっているケースは少なくありません。
仕事などで忙しい、家事と仕事を両立しているなどにより、手が回らなくなってしまっている方もいます。
少しでも片付けられない、時間がなくて捨てられないと感じましたら、是非サントラストへご相談ください。
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