2021/12/16

捨てるのはもったいない!遺品の買取方法と高く買取出来る遺品とは

遺品整理の際に故人が残した宝石骨董品美術品などが出てくることがあります。
これらのものが出てきた際に「捨てるのがもったいないなあ」と思った方は少なくないでしょう。

また、片付けをしている際に価値に気づけず、そのまま処分に出してしまってなんてこともあるかと思います。
一見、ただの食器や腕時計に見えて、実は価値のある物の可能性があります。

今回は買取ができる遺品買取方法注意点を解説していきます。
遺品整理をこれから行う方、遺品整理を行っている方も参考にしてみてください。

 

1. 買取ができる遺品

買取が出来る遺品は比較的に、購入時から価値のあるものが買取の見込みがあります。
また高く買い取り出来そうなものも同様です。
買取してもらうのなら、なるべく高く買い取ってほしいと思いますよね。

遺品整理は費用面、体力・精神面の負担が大きいです。
また、その前の手続きや葬儀などで費用もかかるため、買取で少しでも収益を出したいと思うのが本音です。

では買取が出来る遺品について詳しくご説明していきます。

 

a.高く売れる遺品

高く買取をしてもらえる見込みのある遺品は以下の品になります。

  • 骨董品、陶器(高価な食器も)
  • 美術品
  • 宝石
  • ブランド品(服・時計)
  • 楽器
  • 家具
  • 電化製品
  • フィギュア

骨董品美術品は、掛け軸や絵画などで有名な画家が描いたものなどは高額で買取をしてもらえます。

また、骨董品も美術品と同様に有名デザイナーや職人が作ったものは期待しても良いでしょう。
その他にも宝石ブランド品も比較的に高く買取をしてもらえます。
特にブランドは、ハイブランドの品が良いでしょう。

この中で、楽器やフィギュアなどが入っていて売れるのかと思った方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、マニアの間では手に入れたいと思っている人もいます。

フィギュアに関しては、戦隊シリーズの初代などが高く売れます。
特に現代ではもう手に入らない物が、かなりマニアの中では価値があがっているため、ブランド品と同様に数十万~数百万の値で買い取られることもあります。
フィギュアだけでなく、プレミアムがついたおもちゃ、世界的に人気で愛好家が多いカードゲームなども同じです。

昔のおもちゃやカードなどはゴミと判断せず、一度買取をしてもらうのを検討してみてはいかがでしょうか?

 

b.買取が出来ない場合も

どんなものでも、状態が悪ければ買取が出来ない場合もあります。
高価なものであれば、買取はしてもらえるかもしれませんが、想像していた金額よりも圧倒的に低くなります。
状態が良ければ2万~5万円ほどのものでも、悪い状態ですと2000円や3000円などの値になってしまいます。

また、保証書や包装があるかないかで値段も変わります。
買取をしてもらいたい場合は、保証書が保管されているか箱に入っているか状態は悪くないかを確認しましょう。

しかし、ただ汚れてしまった場合は、きれいにすることで値があがる可能性もあります。
ちょっと汚いなという程度でしたら綺麗にしてから買取をしてもらいましょう。

 

c.残すもの以外は処分になる

遺品整理において、故人が残してほしいもの、買取をするもの以外は基本的に処分になります。
買取が出来なかった場合は、遺族で残すか残さないか決めるか、処分するかの2択になります。
処分するのにも費用はかかります。

また、全て買取をしてもらえるとは限りませんので、あまり期待は持たず処分する気持ちでいきましょう。
事前に気持ちを持っておくと、ショックを和らげられます。

 

 

2. 遺品の買取方法

ここまで買取の見込みがある品についてご紹介しました。

遺品の買取方法は主に3つあります。
それぞれのメリットデメリットもご紹介しますので是非参考にしてください。

a.フリマアプリ

近年メジャーになってきました、ネット上で買い手を探す方法です。
メルカリヤフオクラクマペイペイフリマなどのアプリやネットオークションによって売却します。

スポイラーのタイトル
ネット上で出品するため、広範囲のユーザーに見てもらえます。

また、高く買取出来る遺品で紹介した、年代もののフィギュアやおもちゃ、カードゲームなどプレミアがついているものは、高額な値で買取をしてもらえます。

その他にもブランド品に特化したフリマサイトもあるので、ハイブランド品を出品するのもよいでしょう。

フリマアプリで買取をしようとしている方は、マニア層が多いので美術品や骨董品以外の品を出品するにも良いのではないでしょうか?

スポイラーのタイトル
買い手が見つかった際は、自身で梱包をして送り先へ送付しなければなりません。

お店が代行してもらえるわけでなく、自身で梱包や情報掲載などをするため、時間手間がかかります。

また、情報掲載に時間もかかることもあり、時間帯によっては表示順位が下がってしまうので、工夫などが必要になります。
写真の取り方出品の時間帯説明文など予め研究をしてから行うのをおすすめします。

またネット上でのやり取りのため、トラブルが起こることも珍しくありません。

 

b.買取専門店

買取専門店は自身が直にお店に持ち込み、査定をしてもらい買取してもらいます。
鑑定スタッフが在籍しており、査定をしてもらい、その後買取の流れになります。

スポイラーのタイトル
買取専門店の鑑定スタッフはベテランを揃えているところが多く、安心して鑑定をしてもらえます。

査定後、買取をしてもらえるためその場で収益を得ることが出来ます。
品別に特化した店舗あるので、品物に合わせてお店を変えてみると高値で買取をしてもらえる可能性もあります。

また、最近では宅配査定現地査定などもあるので、好きな査定を選ぶことが出来ます。

スポイラーのタイトル
骨董品美術品などは、本物か偽物かを判別しなければなりません。
そのため、有名画家が描いた美術品、有名な職人が作った骨董品は鑑定が必要となります。

特に美術品などは専門家でないと査定が出来ませんので、その場で査定が出来ず、別途で査定をしなければならない場合があります。
そのため、思ったよりも査定に時間が掛かってしまう可能性もあります。

また、品別に特化した店舗もあるため、たまたま持って行った店舗が査定ができない、別の店舗を案内されるなどがありますので、買取専門店に持っていく場合は予めお店に確認しておかなければ二度手間になってしまいます。

 

c.遺品整理業者

遺品整理業者も遺品の買取に対応しているところもあります。
また、遺品整理自体も依頼することが出来るので、一括で行います。
遺品整理業者は買取をするのに「古物商許可証」の許可が必要です。

スポイラーのタイトル
遺品整理が自身で出来ない、また買取もしてほしい時に一括で対応してもらえるので手間が掛かりません。

買取時に遺品を引き取ってもらえるので、自身で持ち込みの必要はありません。
また、買取してもらう費用から作業費用を引くことも出来るので、作業費用を抑えたい方におすすめです。

スポイラーのタイトル
買取専門店と比べ、買取の値が少々さがります。
また、遺品整理により作業費がかかるので、あまり収益を得られた感覚は薄いです。
業者の中には悪徳業者もいるので、見極めに注意が必要です。
 

3. 遺品の買取の注意点

遺品の買取の前にまずは確認しなければならない点があります。

必ず確認をしなければ後々トラブルになりかねません。
捨てるのがもったいないからといって、勝手に買取をしてもらっては遺族間のトラブルにもなりかねません。

また、遺品整理は相続税の申告までにしなければなりません。
資産の金額に差が出てしまうと、法的にも問題があります。
必ず買取をする際は、相続人に確認をとり話し合ってから買取に進みましょう。
中には買取をせずに遺品として残したいという意見もあるかもしれません。

お金に関わるものはトラブルの原因となります。
故人のためにも自分たちのためにも、最善の行いをしましょう。

 

 

4. 遺品整理も買取の手間もなくしたい!

遺品整理も遺品の買取の手間も省きたい方は、遺品整理を扱う業者へ依頼するのがおすすめです。
遺品整理も買取まですべて行うとなると中々大変です。
無理をせず、業者へ依頼をしましょう。

しかし、遺品整理が何が大変なのかあまりピンと来られない方もいるかと思います。
遺品整理がなぜ大変なのか、また注意点についてもご説明します。

 

a.遺品整理が大変な訳

遺品整理が大変といわれる理由は、時間体力精神3つの負担がかかります。

その前に故人の死亡手続きや葬儀、相続の話し合いなど、一気にやらなければならないものがやってきます。
中にはアパートの退去や手続きの期日などで偲ぶ時間も取ることが出来ない方もいます。
そこに遺品整理などが重なることで、時間の確保が難しくなります。

遺言書やエンディングノートなどがしっかりと残されていれば、作業はスムーズに進みます。
しかし、遺言書はあっても故人の遺品の処分などは指示されていなければ、遺族が一つ一つ確認する作業をしていき、処分するもの、残すもの、売却するもので仕分けをします。
その作業は体力、精神面でかなりの負担を伴います。

 

b.業者選びには注意

遺品整理業者に依頼する場合は、必ず見積もりをとり業者を見極めなければなりません。

先ほどでもご説明しましたが、中には悪徳業者もいます。
遺品整理業者に依頼をして買取も含め依頼をしていたが、希望の品以外のものを盗まれた、高額な費用を要求されてなどのトラブルが発生します。

業者を見極めるためには、複数社見積もりをし明細がしっかりと記載されているか確認をしましょう。
悪徳業者はどんぶり勘定で請求をしてきます。
また、現地見積もりをせずに電話やメールだけで済ませます。

複数社見積もりを取ることで、明細の記載の仕方、対応の丁寧さ、現地見積りをしてくれるか、作業内容は具体的かなどがわかります。

全ての業者が悪徳業者ではありませんが、必ず見極めを行ってください。

 

 

5. まとめ

遺品の買取で「買取ができる遺品は何か」「ブランドものや高価なものだけではないの?」と思われていた方もいるかと思います。

これは売れないと思ったものでも、実はマニアたちにとって喉から手が出るほどほしいものだったりします。
すぐにこれは売れないから処分ではなく、一度買取を検討してみるもよいでしょう。

もし、自身で遺品整理は難しい、また買取もしてほしいけど一括で済ませたいと思いましたら、是非サントラストへご相談ください。

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