年末や新生活シーズンのタイミングで断捨離をされると思います。
断捨離をするといって、いざ片付けを始めるとどこから手をつけていいのか分からなくなりますよね。
ノープランで進めてしまうと片付けが上手くいかず、ぐちゃぐちゃになってしまったなどのご経験の方も少なくないのではないでしょうか?
予め何を捨てるのか、残すものを決めておかないと、せっかく始めたのにはかどらない、気づけば次はどこを片付ければいいのやら途方にくれてしまいます。
断捨離をする上でどこから進めればいいのか、効率の良い順番についてご紹介をしていきます。
これから断捨離をしようとしている方は是非参考にしてみてください。
目次
1. 断捨離の進め方
断捨離の進め方としては以下の流れになります。
①ゴール地点を決める‥‥何を捨てるのか、残すものを決め断捨離後のイメージを作っておく
②必要な物を揃える‥‥市区町村で指定されたゴミ袋、粗大ゴミも出す場合は粗大ゴミシールと粗大ゴミ受付センターへ連絡し回収日程を決めておく
③断捨離開始‥‥不要なもの、必要なもので仕分けをする
④③で仕分けをしたものを処分する
a.ゴール地点を決める
断捨離を始めようと思っても、何も計画なしで進めてしまうと途中で作業が滞ってしまいます。
断捨離をする前に、何を捨てるのか、一番捨てたいものは何か、残すものを予めイメージをしておくことは大切です。
まずは何を中心に処分し、どんな部屋にしたいのかをイメージをしましょう。
計画なしに進めてしまうと、もったいないという気持ちから捨てづらくなります。
また、断捨離は時間と労力を使ってしまうため、段々判断が鈍くなってきてしまいます。
判断が鈍ると多くのものがまだ使えるもの、捨てるものと極端になってきてしまいますので、ゴール地点を定めたうえで仕分け作業をしていきましょう。
ゴール地点を定めたら「不要なもの」「必要なもの」で分けるのみです。
仕分け作業が終わったら自治体で決められている正しい処分方法で、処分をしましょう。
b.品別で断捨離を進める
断捨離をする時に、漠然と部屋の全体を片付けてしまうとあっちこっちで動くため、集中して確認ができません。
断捨離をするときに以下の品目別で片付けてみるとスピード感を持って作業がしやすくなります。
- 本、参考書
- 趣味の物(ゲーム機、カード、雑貨など)
- 服、バッグ
- 文房具
- 家具
- 食器、キッチン周り
- 引き出ゾーン
- お風呂場用品・タオル
特にキッチンやお風呂場と比べ、自分の部屋となると見るところが多く中途半端に手を付けがちです。
もし、漠然としてしまってどこから始めるべきか悩みましたら、品目で見るのも良いのではないでしょうか?
2. 「捨てる」判断の仕方
断捨離の基本的な進め方についてよくわかったかと思います。
物事を進めて行くにあたり、ゴールを定めなければ迷ってしまいます。
断捨離をした後、どんな部屋にしたいのかをイメージしておけば、作業を進めているうちに少しでも近づいて行くことが出来ます。
しかし、一番悩むところは「捨てる」判断の仕方です。
不要なものと決めても、掃除や片付けをしていくうちに時間が掛かってしまい、判断が鈍くなってしまいますよね。
「捨てる」基準を決めておかなければ、悩む時間が増え疲れてしまいます。
また、この日までには終わりたいと思っても時間が掛かってしまうことでスケジュールもずれてきてしまい、断捨離が嫌になってしまいます。
「捨てる」判断の仕方は3つあります。
迷ってしまいましたら、この判断の仕方を是非活用してみてください。
a.今使っているかどうか
不要か必要かの判断はなかなかアバウトです。
不要か必要かの中間が出てしまうと、かなり迷いますよね。
「もしかしたら使うかもしれないから取っておこう」
「どこかで使うときがあるはず!」
と思っても何年も使っていない、そんなご経験ありませんか?
捨てる際の基準の1つとして、今自分が使っているかどうかで判断すると、仕分けがしやすくなります。
例えば、部屋のクローゼットにある服などで考えてみましょう。
5着の服がある中で、いつも使っているお気に入りの服は2着のみ、それ以外は1年以上着ていない。
残りの3着は着る機会はあるのか、必要なのかを考えてみると手放しやすくなります。
また、服以外にも食器や靴、バッグ、文房具なども当てはまります。
曖昧に持っているのではなく、「今」必要なのかどうかで考えると断捨離しやすくなります。
もし、判断に迷ったらこの考えで決めるのをおすすめします。
b.収納スペースを考える
次に、部屋にある収納スペースを基準に考える方法をお教えします。
物があっても収納スペースがなければ、そのまま野ざらしでおくようになりますよね。
床や机におくことでスペースがどんどん狭くなってしまい、断捨離しても効果がないように感じます。
部屋の収納スペースに収まる分だけを残すと考えると、自然に必要なものと不要なもので仕分けすることができます。
スペースに収まる分だけなので、部屋のあちこちに物を置かなくても良くなります。
そのため、新しいものを購入しようとしても、買い替えすることによって整理整頓された状態を保つことが出来ます。
ミニマリストになりたい!と思っている方がいましたら、この方法は特におすすめです。
c.買い替えるものチェックしておく
予め買い替える物を確認をしておかなければ、捨てたことによって「捨てなければよかった…」なんてことになります。
古くて捨てたものが以外に多いと買い替えにお金が掛かってしまいますよね。
ある程度、何を捨てるのかを決め買い替えの金額もチェックしておくことで、買い替えにかかる金額も知ることができ、思った以上多く捨ててしまったなんてことを回避することが出来ます。
あまりに多く捨てすぎてしまうと、いざとなった時のタイミングで必要になったとき大変です。
捨てることによって余分にお金が掛かってしまうことにならないよう、予め確認をしておきましょう。
3. 断捨離を始める時期
断捨離を始める時期として、主に2つの時期で決める方も多くいらっしゃいます。
新生活前、休暇シーズンで決まるでしょう。
断捨離は1日で終わらそうと思っても、なかなか終わりません。
物の量によっては1日や数時間で完了できますが、物が多く大掛かりに行うとなると最低2~3日の期間を設けなければなりません。
学生の場合は入学式や入学する前の春休みを利用する、社会人の方はゴールデンウイークや夏季休暇、冬期休暇など連休を確保できるタイミングで行うようにしましょう。
1日や数時間で終わると考えてしまい、進めてしまうと中途半端な状態で片付けを中断しなければなりません。
断捨離は時間がかかるものです。
しっかりスケジュールをして、断捨離に挑みましょう。
4. これはまずい!断捨離で気を付けるべき点
断捨離をする上で気を付けるべき点が2点あります。
- 無理して捨てない
- 思い出の物は最後に回す
断捨離を進めて行く際に、
「段々はかどらなくなってしまった」
「片付けが嫌になってしまった」
「終わらない」
などで断捨離が嫌になってしまう、中断してしまった方は少なくないのではないでしょうか?
この2点を気を付けるだけで少しでも断捨離のスピードがあがり、なおかつ精神的な負担はなくなります。
それでは詳しく見ていきましょう。
a.無理をして捨てない
断捨離をしている際に、あれもこれもとつい捨てがちになってしまいます。
しかし、大量に捨てたことにより反動で、物を集めてしまう可能性もあります。
また、断捨離だからといってつい気合が入ってしまい、捨てることに意地になってしまいます。
もし、捨てることに戸惑ってしまった場合は無理をせず、一旦保留にすることも大切です。
また捨てすぎにより、まだ使えるものなのに買い替えをしなければならないとなってしまうと出費が大きくなり元も子もありません。
捨てるのに躊躇しましたら、保留のボックスの中に入れ定期的に不要か、必要かの確認をしましょう。
保留のボックスから使うものがありましたら残し、使わなければ処分をしましょう。
しかし、なんでもかんでも保留にしてしまうと断捨離の意味がありません、捨てる判断を良くしてから保留ボックスに入れてください。
また、保留期間を多く設定してしまうと中々捨てることが出来なくなりますので、1カ月~3ヵ月を目安に設定をしましょう。
b.思い出の物は最後に
断捨離をしている出てくる思い出の品につい懐かしくなってしまい、見入っちゃいますよね。
確認のため見ているつもりが、「気づいたら1時間や2時間経ってしまった‥‥」方もいるかと思います。
思い出の品である写真や本、もう使用していないCDやゲーム、カセットなどは思い出に浸ります。
これらの趣味のものは一番最後に回しましょう。
特に思い出の品は判断が鈍くなりますので、最初は判断のしやすい日常品から着手すると断捨離も早く終わらせることができます。
また、ある程度の仕分け作業や処分が終わった後に見る方が、ゆっくりと思い出の品を見ることが出来ますので、最後に行うのをおすすめします。
5. 自分で断捨離が難しいと感じたら
ここまで自分で断捨離を行う時の流れや注意点について詳しくお伝えしました。
断捨離をするとなるとある程度の期間は設けなければなりません。
そのため仕事が忙しい方、不定休の方、家事と仕事を両立している主婦などの時間がない方は難しいと感じる方もいらっしゃるかと思います。
また、断捨離は時間がかかり精神面、体力的にも負担がかかります。
せっかくの休日はゆっくりしたい、でも断捨離しなきゃ…などで迷っている方もいます。
もし自分で片付けをすることが出来ないと感じましたら、専門の業者に依頼してみるのもよいかもしれません。
専門の業者はお掃除のプロでもあり、整理整頓、片付けのプロです。
そのため、仕分け後の面倒なゴミ出し、粗大ゴミの処分なども全て一括でお願いすることが出来ます。
また、中には不用品の買取や回収、ハウスクリーニングなども行ってくれる業者もいますので、この機会で大掃除を依頼してみるのも良いでしょう。
しかし、業者へ依頼するとなるとやはり費用はかかります。
依頼する前は見積もりなどを取って、費用の確認をしましょう。
業者へ依頼するメリットについて前回の記事で詳しくご説明していますので、是非参考にしてみてください。
→「不用品回収は1品からでもOK!無理せず効率よく片付けをしよう!」
6. まとめ
断捨離をするとなると少し億劫になってしまいます。
時間がかかるため、片付けや掃除も飽きてきてしまい途中で離脱してしまう方も中にはいるでしょう。
しかし断捨離をすることで、部屋がすっきりとし快適な空間を作れます。
嫌だと思い、後回しにしないで気を付けるべき点を意識すれば、少しでも早く負担なく終わらせることが出来ます。
是非、この機会に断捨離を行いましょう。
また、自分で断捨離が出来ない、捨てられない、時間がないというお悩みがありましたら是非サントラストへご相談ください。
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