不用品回収は量がないと回収してもらえないと思っていませんか?
不用品回収業者は1品から回収・買取をしてもらえます。
「数品だけだと煙たがられるかもしれない…」
そう思い、業者へ依頼することに躊躇してしまう方は少なくありません。
引っ越し、生前整理、遺品整理などで断捨離をした際に、割と多く不用品は出てきます。
持ち運びが可能な不用品であれば自力で出せるかもしれませんが、大きさのある不用品はやはり難しいです。
最悪の場合、けがをしてしまう可能性もあるかも…
今回不用品回収を業者へ依頼することで得られるメリット、相場についてご紹介していきます。
目次
1. 不用品回収業者とは
そもそも不用品回収業者とは、一般家庭などで不要となった品物をリユース・リサイクル可能なものとして回収を行う事業です。
このような業者は古物商許可を都道府県の公安委員会から受けている必要があります。
また、不用品回収業者と共に産業廃棄物処理業者があります。
産業廃棄物処理業者は破損などした廃家電や家具などを回収、処分する業者です。
産廃業者は産業廃棄物収集運搬業許可証の取得が必要になります。
このように回収を行う業者は2種類あります。
もし、不用品回収だけでなく回収、処分してほしいものがあれば2種類の許可を持っているところへ依頼しましょう!
2. 依頼をするタイミング
不用品回収を依頼するのに大きく4つのタイミングで不用品回収をお願いすることが多いです。
ここでは不用品回収を依頼するシチュエーションをご紹介します。
a.引っ越し
引っ越しが決まるとなると、荷物整理をしなければなりません。
新しい家に持っていく品物を吟味するため、整理をする際に不用品は出てきます。
長年使っていた物を新しく買い替える機会にもなります。
その際に冷蔵庫、エアコン、テレビなどの家電製品、ソファ、ベッドなど買い替えをする方もいます。
不要になった家具、家電製品を処分する際に処分に困ってしまったと思われる方は少なくないと思います。
また、自身で引っ越しをする前の片付けが忙しくて時間がない方もいます。
その時は不用品回収業者に片付け、不用品の回収をお願いしましょう。
時間がなくても不用品回収業者へ依頼すれば、的確に不用品の回収と処分を行ってくれます。
b.生前整理/遺品整理
引っ越しと同様に、不用品が出てくるのは生前整理、遺品整理の際に大量にでてきます。
不用品回収業者の中には生前整理、遺品整理も請け負ってくれる業者がいます。
赤の他人に不用品の分別、処分をされるのは気が引けると思われる方もいるかと思います。
しかし、このような業者は様々なシチュエーションの片付けをしたプロの業者です。
ご遺族と故人、または本人の意思を尊重した片付けをしてくれます。
また、打ち合わせの際にどのように片付けを行うのか、また回収した品を買取にするのか処分、回収をするのかを決められます。
やはりただ処分するだけでは、もったいないと思ってしまいます。
ご家族の希望に沿った片付けをしてもらうために予め要望を伝えておきましょう。
c.断捨離
ここ数年、ステイホームなど巣ごもりの時期から断捨離をする方が一気に増加しました。
今までは忙しくて手が付けられなかったなどで、時間がないため部屋の掃除をすることが出来なかった人は多くいらっしゃると思います。
断捨離=自身で片付けるというイメージが強く染みついていますが、断捨離も業者へ依頼することが出来ます。
壊れてしまった家具、使用できない家電、古くて買い替えたいけど処分を考えるとめんどくさくて片付けられなかったものなど多く出てくると思います。
「今は時間がないから、時間があるときに処分しよう!」
と思って、物置にしまって数カ月、数年経過してしまった…
などなど。このようなエピソードをお持ちの方はたくさんいらっしゃいます。
後回しにしてしまって、後々どうしようと思って悩んでしまいますよね…
小さな物であれば片付けを自身ですることができますが、大きさのある家具や家電製品は自力で片付けることは、よほど体格のいい人、力仕事が得意な人でなければ不可能です。
不用品回収業者は量がなくとも、1品から不用品を回収、処分、買取をしてくれます。
不用品回収業者に依頼するのは大量の不用品がなければならないということはありません。
もし、片付ける、処分するのに難しいと感じたら業者へ依頼することをおすすめします。
時間や手間を掛けず、早くお部屋をスッキリきれいにしましょう!
d.ゴミ屋敷
不用品回収業者といえば、ゴミ屋敷清掃、ゴミの処分がすぐに思い浮かびませんか?
ゴミ屋敷は大量の不用品、ゴミが出てきます。
一般的な断捨離と違い、部屋にゴミが溜まり歩くスペースがない、寝るスペースがないなど普通の生活を送れない状況がゴミ屋敷です。
一般的な家庭の何十倍のゴミがあります。
ゴミ屋敷を自力で片付けるとなると相当の根気と体力が必要になります。
断捨離だけでも大変なのに、ゴミ屋敷を想像したら頭が痛くなりますね。
ゴミにより悪臭や害虫が発生している場合、一般の方で掃除をするのは大変危険な作業となります。
また、不用品も同時に捨てるとなると運搬作業も入ります。
これを機にソファやベッド、冷蔵庫、エアコンなどを捨てようと思っても、その他のゴミの処分で精一杯になり不用品の処分まで手が回らなくなります。
ゴミ屋敷になってしまった場合は、なるべく自力で片付けようとせず専門の業者へ依頼することをおすすめします。
3. 業者へ依頼することのメリット
業者へ依頼となると「そんな大袈裟な…ゴミ屋敷でもないし」と思ってしまうかもしれません。
不用品回収は1品から依頼することが出来ます!
「え!?1品でもいいの?」
1品でも全然問題ありません!!
処分に困るものがあったら業者へ甘えちゃいましょう。
また、断捨離を丸々お願いすることも出来るため、忙しくて時間が取れない、早く片付けたい、不用品の処分を専門の人にお願いしたいなどという人にとってメリットがたくさんあります。
ここでは片付けを業者へ依頼することで得られるメリットをご紹介します。
a.短期間できれいになる
業者へ依頼するメリットとして一番大きいのは、短期間で片付けが出来るという点です。
断捨離など片付けをする際に、物が多いと1日で片付けは終わらず3日ほどかかってしまいます。
「早く終わったらゆっくりしよう!」
「終わったら映画でも見よう!」
そう意気込んで頑張って作業をしても、なかなか終わらないのが現実…気づいたら夜遅くに終わるなんてことも。
せっかくのお休みを全て片付けに費やしてしまうとなると、時間が勿体ないですよね。
物が多い人であれば2~3日は時間を取り、片付けを行わなければなりません。
また、時間が勿体ないからといって不用品の処分を適当にしてしまうのはいけません。
不用品回収、処分を自力で行う際は自治体の規則に従い、処分を行わなければなりません。
もし、面倒だからといって不法投棄などをしてしまい、知られてしまった場合は行政の罰則を受けることになります。
不用品回収業者の中には即日で対応してくれる業者もいます。
しかし、春と秋のシーズンは入学や入社、人事異動などが多い時期になるため繁忙期となり即日で対応してもらえない可能性があります。
繁忙期のためなかなか思う通りの日程で依頼することが出来ない場合もあるため、時期をずらす、土日、祝日ではなく平日にするなどにしましょう。
もし、不用品の処分に自信がない、短期間で片付けたいのであれば断捨離などの片付けを業者へ依頼することをおすすめします。
b.手間を省ける
業者へ依頼することで、負担が大きく減ります。
例えば、二階にあるソファを処分したいと思っても外に出す作業は非常に労力を使います。
その他に、冷蔵庫を買い替えをする際に冷蔵庫を運び出すのはとても大変です。
業者へ依頼することで、このような運搬作業などの手間を省くことができます。
また、前述でもご紹介したように断捨離自体も業者へ依頼することが可能です。
せっかくの休日なのに、片付け疲れをしてしまいます。
断捨離はいるか要らないかの分別をひたすらする作業です。
特に忙しくて時間がない人にとって、時間をかけてしまうのは非常に勿体ないです。
このような片付け作業は2日~3日はかかります。
長時間行うことで嫌気がさしてしまい、中断してしまう、適当に処分してしまい大切なものの捨ててしまったという場合も起こりかねません。
もし、自力で片付ける時間がない、なるべく手間を掛けたくない場合は無理せず業者へ依頼しましょう。
4. 業者の選び方に注意!
不用品回収を無料でしてほしいと思う方も少なくありません。
ちょうど不用品回収をお願いしたいと思っているときに、無料で安く回収をしてくれる業者を見つけてすぐ依頼をしてしまい、金銭的なトラブルに発展してしまったケースは少なくありません。
不用品回収業者は様々あり、中には悪徳業者もいます。
不用品回収をしていればどこも一緒というわけでもなく、業者ごとにサービスや料金プランが変わります。
ここからは業者の選ぶ際の注意点ついてご説明します。
a.無料というワードには要注意!
「無料」というワードはとても魅力を感じますよね。
しかし、この無料という言葉に一番注意をしなければなりません。
不用品回収には品物により料金が発生します。
「無料というと全て無料なのではないか?」と思ってしまいます。
トラブルの中で多いのは、不用品回収を無料で見積りを出してもらったが、車に積み込んでから追加費用を請求されたというケースがあります。
不用品回収以外での費用が発生していたため、高額になってしまい金銭的なトラブルに発展してしまいます。
また、「不用品回収を無料で行います!」というチラシがポストに入っていたというご経験がある方もいらっしゃると思います。
このように「無料」という言葉を使って過剰広告をしてくる業者は悪徳業者の可能性が高いです。
不用品回収を安く済ませたいとの思いで「無料」というワードに惹かれてしまうのも仕方がありません。
最近では、不用品回収を安く、お得なプランでしてくれる業者が多いため、安く済ませたいのであればしっかりと確認することが大切です。
もし、「無料」というワードが大々的に出されていた場合は、気を付けましょう。
少しでも怪しいと思ったら別の業者を探しましょう。
b.見積りは必須!
不用品回収業者やハウスクリーニング、ゴミ屋敷清掃業者など片付けや回収を依頼する際に見積りは見極める必要な材料になります。
見積りの際に明細が記載されていなく、全部で〇万円とどんぶり勘定で記載されているところは避けましょう。
このようなどんぶり勘定で出されているところは、後々追加料金で請求額が高額になる可能性が非常に高いです。
説明時に運搬料金、品物の回収費用に記載なしの見積りを出されたら、注意しましょう。
c.料金表をよく見ておこう!
一般的な、不用品回収業者は品目の料金表をホームページ上に出しています。
回収してほしい品をよくチェックしておきましょう。
確認をし、当日作業するのであればどれくらい人件費がかかるのか、またオプション料金は何があるのかを見積り時に説明を受けましょう。
品目と間取りにかかる費用を確認したら、不用品回収業者に依頼した際の一般的な相場を見て、希望の回収、片付けをしてもらった際にかかる費用を予め計算して整理しておくと依頼までがスムーズに進みます。
また、自身の家と業者の所在地まで距離があった場合は、高速道路代、パーキング代などの車両費がかかる場合があります。
もしなるべく安く済ませたい場合は、業者の対応範囲を調べておきましょう。
範囲を調べてうえで、見積り時に説明を受けましょう。
d.良い業者と出会うために
ここまで、業者の選び方の注意点をご説明しました。
近年、不用品回収業者やハウスクリーニング、ゴミ屋敷清掃業者はたくさん増えています。
たくさんある中で見つけるのは大変です。
この中で絞るのが難しいと感じたら、口コミやホームページ上に掲載されている実績を確認するのも一つの手です。
しかし、口コミだけで自身の希望に沿った片付け、回収をしてくれるかは判断はしづらいです。
その時は複数社に見積りを出してもらい決めましょう。
不用品回収業者へ依頼した場合の流れを詳しく知りたい方は「ゴミ屋敷の清掃前に!不用品処分の流れと注意点」をご参考ください。
見積りの種類や家電の処分方法などをご紹介しています。
5. まとめ
不用品回収は1品からでも回収をしてくれます。
また、断捨離や遺品整理、引っ越し前の大掃除、ゴミ屋敷など色々なシチュエーションで片付け、回収をしてくれます。
1品しかなくても問題ありません。
自身で片付けが難しいと感じたら業者へ依頼することをおすすめします。
業者は片付けのプロの専門家です。
時間がなくても、お掃除と回収、片付けをしてくれます。
断捨離などの片付けは、体力、精神共にエネルギーを使います。
大きさのある粗大ごみや、家電製品がある、早く片付けたい、時間を掛けたくない、一品から買取、回収をしてほしい方は是非サントラストへご相談ください。
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不動産の不用品回収やゴミ片付けにとどまらず、その後の不動産の出口戦略までお手伝いができる産業廃棄物会社です。
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