ゴミ屋敷化してしまう原因は、私たちが普段生活している中にいます。
自分が気が付かないところで、自身がゴミ屋敷化を誘致してしています。
ゴミ屋敷は「めんどくさい」という気持ちから、積み重なっていきます。
今回はゴミ屋敷化してしまう6つの生活習慣と対策について紹介していきます。
自分は当てはまっていないか、是非確認をしてみてください。
目次
1.ゴミ屋敷化の原因は「生活習慣」
最近は新聞やネットニュース、動画サイトなど多方面のメディアによってゴミ屋敷の記事やドキュメンタリーなどをよく目にする方は少なくないのではないでしょうか。
このようにニュースで出てくるゴミ屋敷は、孤独死、心身の病、コミュニケーション不足、家族間の溝などの理由が多くあると思います。
その影響により、ゴミ屋敷になる人=何か問題がある人と認識がされやすくなっていると思います。
しかし、実際は自分自身の生活習慣からゴミ屋敷を生み出します。
「とりあえず健康だし、気づいたときに片付ければ問題ない」
「別に一人暮らしではないし、一緒に生活をしている人が居ればゴミ屋敷にはならない」
このように思っている方は多くいらっしゃるかと思います。
家族やパートナーと住んでいても、ゴミ屋敷化してしまうケースは多くあるのです。
2.ゴミ屋敷化してしまう習慣
それでは、どんな生活をすればゴミ屋敷化してしまうのでしょうか。
ゴミ屋敷を生み出してしまう怖い習慣は6つあります。
ここでは6つの習慣を詳しく説明、どのような状態が該当するのかもご紹介していきます。
是非、自分が当てはまっているかどうかチェックをしてみてください。
①買い溜め癖がある
・物をつい買ってしまって、同じものが複数ある
・買ったけど使っていない物がいくつもある
・買ったものの収納スペースがない
物を買い占めてしまうご経験を持っている方は少なくありません。
最近では、通販やネットショッピングが急速に普及したことにより、簡単に買い物をすることができます。
買い物をする=女性とイメージを持たれがちですが、最近は若い男性の方も例外ではありません。
まだ使っていない服、バック、アクセサリー、雑貨などは断捨離を行わない限り、減ることはありません。
買いすぎてしまい収納スペースがないから、床や寝るスペースに置いてしまうと一気に生活環境が変わります。
また、日用品であれば問題ないということではありません。
買ったことを忘れて何度も買ってしまったという経験は誰でもあるかと思います。
部屋が狭くなったなと思った方は、これを機に掃除や片付けを行いましょう。
買い物の際に買うべき物の優先順位をつけてリスト化することをおすすめします。
リスト化することで買い占める予防対策になります。
②不規則な生活リズム
・夜間に活動が多い
・活動時間が不規則
・残業で帰ってくる時間が遅い
不規則な生活リズムはゴミ屋敷化を誘致します。
例えば、仕事で帰りが遅く帰ってから家のことが出来ない、食事、洗濯、掃除などが中途半端になります。
また、疲れすぎて何も出来ないことから一気に手つかずになり汚部屋からゴミ屋敷へと進化します。
特に一人暮らしで生活をしている人が仕事や外部環境などにより生活リズムが不規則になりがちです。
最近は一人だからこそ食事を作るのが面倒だからとデリバリーを利用する方が多くいます。
デリバリーは生ごみやプラスチックゴミが発生します。
ゴミは増え、片付けができない状態が続くとゴミが溢れ、いつかはゴミ屋敷化してしまいます。
そうならないためにも自分の生活リズムを振り返ることが必要です。
③ゴミを溜め込んでしまう
・捨てていないゴミ袋が3つ以上ある
・ゴミ箱のゴミが溢れている
まだ捨てていないゴミ袋が1つだけでなく3つ以上ある状態は非常に危険です。
仕事が忙しいなど時間がないため捨てにいけない、または捨てに行くのが面倒くさい、あとでまとめて出しに行けばいいやとそのまま放置をしていくと生ごみなどの臭いが部屋にしみついてしまいます。
臭い、悪臭は簡単に取れるものではありません。
たばこの煙と同じく、掃除をして簡単に消えるものではありません。
また、ゴミを放置した環境で生活することで段々とその生活に慣れてきてしまいます。
違和感がなくなってしまえばいよいよゴミ屋敷の道まで遠くありません。
忙しくとも、面倒であれどゴミは溜め込まずこまめに捨てましょう。
④1.2週間以上掃除をしない
・掃除機を1週間2週間以上かけていない
・物が散乱した状態で場所が取られている
・物を失くしやすい
掃除をしない、掃除の頻度が極端に少ないとゴミや埃がたまり、物が散乱した状態を保ってしまいます。
掃除を1週間以上せずに、放置したまま生活をすると段々と蓄積されていってしまうのです。
部屋が散らかり始めた時、物がなくなることが増えたなどのご経験があると思います。物が散乱した状態で生活をすると、大切なものを失くしてしまう場合もあります。
片付ければ出てくると言っても急ぎの時に、すぐには見つかりません。
部屋の掃除を細めに行わなければ、このように失くし物が増える一方です。
一般の方であれば掃除は週に1~2度を行っています。
掃除といえど、大掃除のように隅から隅まで行うのではなく掃除機をかける、棚を拭くなどをするだけで清潔な状態は保たれます。
もし、掃除の頻度が2週間、3週間に1度であれば見直しが必要です。
⑤洗濯は1週間に1回
・洗濯ものが溢れかえっている
仕事や日常生活が忙しく、洗濯ものが溜まってしまったというご経験がある方は多いのはないでしょうか。
最低でも1週間に2、3回は洗濯をするようにし、清潔な状態を保つことが大切です。
忙しい、面倒だからと後回しにしてしまうと溜め込んでしまい、気づけば服が山のように積みあがってしまいます。
物が積みあがることで、部屋の圧迫感が増します。
更に放置したゴミがあればゴミの臭いが衣服に移ることもあります。
部屋だけを綺麗に保てば良いというわけではなく、このように身のまわりを整えることがゴミ屋敷を回避するために必要なのです。
⑥コミュニケーションが取り辛い環境
・誰とも合わない生活が数週間続いている
コミュニケーションが取り辛い環境だと、ゴミ屋敷になりかけていても指摘をしてくれる人がいないため、自分が置かれている状況に気づけないケースがあります。
自分自身は汚れていない、部屋が清潔だと思っていても第三者から見たらゴミ屋敷化が進んでいると見えています。
また、自宅へ招く友人がいない、ご近所付き合いがなければ孤独感からゴミを無意識的に溜め込んでしまうこともあります。
自身の家がゴミ屋敷化しかけているとしても、恥ずかしさから周りには言えません。
コミュニケーションが取り辛い環境を作れば作るほど、悪循環を生みやすくなります。
そのような悪循環を生み出さないためにも、掃除やゴミ捨てをしっかりする、または交流を増やすなどをしてゴミ屋敷の予防をしなければなりません。
3.ゴミ屋敷化しないために
ここまでゴミ屋敷化を進める生活習慣をご説明しました。
少しでも当てはまった方がいましたら見直しが必要です。
ゴミ屋敷化の原因は私たちの身のまわりのすぐ近くにあります。
「めんどくさい」「後ででいいや」この2つでゴミ屋敷までの道のりを早めます。
忙しくて掃除や洗濯、ゴミ出しが頻繁に行えないとしても、3日に1回のペースで行わなければいけません。
買い溜め癖がある場合は、買い物リストを作る、優先順位を決めるなど工夫をして必要なものを買うように癖を付けておきましょう。
このように清潔な空間を作るためには習慣づけが必要です。
掃除をする日、洗濯をする日、買い物をする日などを大まかに決めておくことで日常に癖付け出来ます。
一度、自分自身の生活習慣を見直し、ゴミ屋敷化予防をしましょう。
4. ゴミ屋敷化してしまうと…
「後で」が積み重なり、ゴミ屋敷化してしまった場合、どう手に付けたらいいか分からなくなります。
ゴミ屋敷化してしまうことで「恥ずかしい」という気持ちから他者を遠ざけてしまい、孤立化を促進させます。
ゴミ屋敷になってしまう人の心理として孤独感からゴミを更に集めてしまう傾向があるためゴミ屋敷問題が深刻化します。
ゴミ屋敷からさらにゴミを溜めてしまうと人が住むのが困難になり、徐々に通常の生活を送ることが出来なくなります。
また、ゴミ屋敷化してしまえば、近隣住民からの苦情、行政処分の対象になる可能性が高くなります。
それだけではありません。
火災発生、地震などの被害のリスクもあがります。
放置すれば健康被害、精神的な影響も受けます。
ゴミ屋敷の危険性について気になる、詳しく知りたいという方は前回の記事「ゴミ屋敷の放置は非常に危険!回避するために片付けを!」をご参考ください。
5. 手に負えないと思ったら
ゴミ屋敷化してしまい自分では手に負えないと感じたら、無理をせずハウスクリーニングや不用品回収のプロの業者へ依頼しましょう。
業者はお片付けのプロ集団です。
自力で片付けることも出来ますが、業者が行うのと比べ非常に時間がかかってしまいます。
さらに、悪臭や害虫が発生してしまっていれば、一般の方とって非常に危険な作業となります。
不用品回収、ハウスクリーニングの業者は専門的な知識、専用の掃除道具を持っているため、安心して作業を依頼することが出来ます。
また、短期間で清掃を行うため、ずるずると引きずらずに済みます。
近隣の方にもバレたくない、あまり時間を掛けたくないと思うならば迷わず業者へ依頼しましょう。
「ゴミ屋敷化していないけど、部屋が手を付けられない状況になってしまった、、」
「汚部屋でどうしても片付けることが出来ない、、」
そんなお悩みの方も、業者へ依頼することができます。
ゴミ屋敷になる前に一度プロの業者へ依頼してみませんか?
業者へ依頼した際の流れを知りたい方は「もしかして予備軍?ゴミ屋敷になった場合の解決策とは?」に詳しくご紹介しています。
6.まとめ
今回は、ゴミ屋敷を誘致しやすい6つの習慣とゴミ屋敷になってしまった場合をご紹介しました。
あてはまった項目がありましたら、これを機に見直しをしましょう。
忙しいから時間が取れない、不安とストレス、つい後回しにしてしまったなど様々な背景があり、気づけばゴミ屋敷へと変わってしまったという事例は多くあります。
その他にも「面倒」「孤独」などの心理から重い腰を上げられなくなってしまいます。
早めに予防をしておきましょう。
もし、自分で片付けるのが難しいと感じたら、自分のためにも無理はしてはいけません。
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