自分の家が世間一般的に言うとゴミ屋敷。
「片付けたいけど、近隣にバレたくない」
「友人や知人にゴミ屋敷と思われたくない」
片付けたくても、世間からの目、業者に見せるのも恥ずかしいと思い、片付けに踏み切れない方も中にはいると思います。
業者を呼ばないで自力でコッソリ片付けたくても、量が多い、自身たちでは片付けきれない場合があります。
また、恥ずかしいからと言ってゴミ屋敷を放置すると非常に危険です。
今回はゴミ屋敷を放置することの危険性、また片付けに踏み切れない方のために業者に依頼すべき理由と解決策をいくつかご紹介します。
目次
1.業者に依頼するのが恥ずかしいと思う理由
冒頭にも触れましたが、ゴミ屋敷を恥ずかしいと思う方は少なくありません。
ゴミ屋敷を業者へ依頼するのは恥ずかしい、そう思い片付けるのに躊躇する方もいらっしゃると思います。
恥ずかしいからこそ、ゴミ屋敷であることばれたくないと思い、ひた隠してしまいます。
ゴミ屋敷を業者へ依頼するのが恥ずかしいと思う理由は主に2つあります。
a.近隣にばれたくない
「近所にばれることで居づらくなってしまうんじゃないか」
「近所にゴミ屋敷と噂をされる」
「だらしがない人間だとレッテルをはられてしまう」
など、世間から見た自分の評価が下がってしまう、自身がだらしがない人であるように認識をされてしまうのではないかと思われる方も少なくありません。
ゴミ屋敷を清掃、片付けをするとなると大掛かりな作業が必要なため、近所の注目を浴びてしまうと思られるでしょう。
このように思われるのは特に女性の方が多いと思われます。
特に近年では、若い女性の方がゴミ屋敷化してしまう傾向があります。
残業や不定期な休みなどにより、片付けをする時間がとれずゴミ屋敷化してしまったというケースは珍しくありません。
その他に近隣にばれたくない理由として、アパートやマンションの賃貸契約に不安の声もあります。
特に一人暮らしでアパートやマンション住まいの方は、大家さんや管理会社に知られたくない、追い出されてしまうのではないかと思います。
自身で片付けられない、業者を呼んで近隣に知られたくないという葛藤から行動に移すことが出来なくなってしまうのです。
b.業者に見られたくない
清掃といっても、部屋に入って物を仕分けするのことはその人のプライベートを見ることと同じです。
また、顔見知りではない赤の他人に部屋の片付け、不用品回収をお願いするため抵抗がある方もいらっしゃると思います。
特に女性の方は、男性に見られたくない物、プライベートのものがあります。
しかし、業者の中には女性スタッフもいるところもあります。
また業者はお片付けのプロのため、安心して頼むことができます。
2.業者へ依頼するべき理由
ここまで業者に依頼するのが恥ずかしい理由についてご紹介しました。
しかし、恥ずかしいからといって放置してはいけません。
ゴミ屋敷を放置することで、多くのリスクが伴います。
周囲とのトラブル、または周囲を巻きこみ、自分自身に危険を及ぼします。
では業者に依頼するべき理由について解説をしていきます。
a.事故の原因に
たくさんのゴミ、不用品の中に囲まれて私生活を送っているとその環境に慣れてしまい、事故などの危機感がなくなってしまいます。
慣れというのは怖いものですね。
ゴミ屋敷化によって害虫などネズミが発生する場合があります。
もしも、発生したネズミが電気コードをかじってしまったら火災になる可能性があります。
火災になった場合、家の中に敷き積まれたゴミや不用品に火が着き、一気に燃え広がってしまうでしょう。
そうなった場合、脱出が困難になり逃げ場がなくなってしまいます。
火災を発生させた場合、近隣の方の家に燃え移ってしまうこと
もあります。
火災だけでなく地震が起きた場合も同じです。
物が多くあるため、倒れてきた際に窒息死をしてしまうかもしれません。
自分だけの問題ではなく、周囲へ悪影響を起こし大問題に発展してしまうかもしれないことを忘れないでください。
b.健康の被害
ゴミ屋敷による健康被害は、多方面にわたります。
ゴミ屋敷化することにより害虫やネズミが発生してしまうとお伝えしました。これらは火災などの事故だけでなく健康被害も招き入れます。
例えば、生ごみなどが蓄積されている場合ハエなどが大量に発生、埃やゴミが蓄積しているところにはダニが繁殖してしまいます。
ハエなどの害虫は、大腸菌やサルモネラ菌、O-157など媒介して感染させます。
また、ダニにより引き起こす病気もあり、発症した場合下痢や嘔吐、発熱も引き起こしてしまうことも…。
その他にも、埃、カビ、ハウスダストが充満している中で、呼吸を続けると重度のアレルギーになってしまう恐れがあります。
呼吸だけでなく、皮膚や目などの辛い症状が待っているかもしれません。
健康被害というとざっくりとしていて、「そんなに辛くないのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、
実際は想像を超え意外にも危険度が高いのです。
c.周囲からの孤立
ゴミ屋敷であることを隠して、生活される方もいらっしゃると思います。
しかし、実際はゴミ屋敷であることがすでにばれてしまっていることが多いです。
最初は、蓄積されたゴミのにおいが衣服にしみついてしまい、臭いなどから知られてしまうこともあります。
悪臭が体に染みついてしまうと周囲とのコミュニケーションが上手く行えなくなってしまい、いつしか周囲から孤立をしてしまうかもしれません。
コミュニケーションを取らない状態を維持し続けると、自分の身の回りを整理することがさらに難しくなります。孤立することで、ゴミを溜めてしまうかもしれません。
孤立してるからこそ、ゴミを周りに置くことで孤独感を紛らわせようとし負の連鎖を生んでしまいます。
3.業者に依頼することは恥ずかしくない!
ゴミ屋敷の片づけを業者に依頼するのは恥ずかしい事ではありません。
ゴミ屋敷を放置してしまうことにより、危険性は段々と高まっていきます。
業者を依頼することは恥ずかしくない理由を2つご紹介します。
a.業者は片付けのプロ
ゴミ屋敷の業者は片付けのプロです。
また、業者はゴミ屋敷などの掃除、片付けが仕事です。
あくまで仕事として請け負っており、数多くの家や部屋を片付けを行っているためゴミ屋敷などの片付けは慣れています。
慣れているからといって、依頼主の気持ちを尊重しないというわけではありません。ゴミ屋敷を片付けていく内に見られたくないものなどの出てくるでしょう。
そのようなことも踏まえて、依頼主の気持ちを尊重した片付けやフォローを行うため、安心して作業を依頼することができます。
また、なんでもかんでも捨てることはなく、しっかりと意思を尊重してくれます。
片付けや清掃を行っている会社はお客様の「ありがとう」という言葉ももちろん、やりがいのある仕事です。
そのため、業者に対してはずかしいと思う必要はありません。
b.自分自身の健康のため
ゴミ屋敷の片付けは自分自身のために行うものです。
掃除、片付けを行うことで、部屋がきれいになるだけでなく自身の体調や精神状態も良くなります。
また、部屋を片づけことによってゴミ屋敷の再発を防ぐことが出来、綺麗な状態を保ちたいと思えるようになります。
恥ずかしいからといってゴミ屋敷を放置するのは良くありません。
自身で作業が出来ないならば、業者に依頼するようにしましょう。
4.周囲にばれたくない時の解決策
「業者へ依頼する大切さは分かったけど、やはりどうしても近隣にばれたくない!」
そう思われる方もいるでしょう。
業者に依頼する際に、近隣にしられないようにしてほしいと希望を伝えれば、ほとんどの業者が希望に沿った対応をしてくれます。
ここでは業者に依頼したときの、近隣にばれないようにするための方法をご紹介します。
a.少人数で作業を行う
「あまり大人数で作業されると目立ってしまう…」
そう思い業者へ依頼するのに躊躇してしまう方は少なくありません。
もし大人数で作業をしてほしくない場合は、少人数で対応してもらうことも考えてみましょう。
しかし、人数を減らすことでバレてしまうリスクは減らせますが、人数が少ない分作業効率が悪くなります。そのため、通常の作業日数より多めに日数を見積もらなければなりませんので注意が必要です。
どのように作業を行うのか業者へ相談をしておきましょう。
b.中身が見えないようにする
中身が見えないように箱などに入れて運搬することで、引っ越し作業のようにも見えます。
しかし、箱に詰める作業があるため追加の料金が掛かってしまう可能性があります。
もし、割高にしたくない、見られたくないと思われるのであれば閉め切っての作業もあります。依頼する業者とどのように作業を行うかなどの打ち合わせをしましょう。
c.作業スケジュールの調整
「業者が来ることによって、ゴミ屋敷を宣言しているようなものなんじゃないの?」
「作業をしているところを見られたくない」
このように思われる方も少なくないのではないでしょうか?
その場合は、人手の少ない早朝を狙うことで、近隣の住民の方にバレにくくなります。
もし、サラリーマンや通勤される会社員が多いところであれば、あえて土日祝日の朝を狙うでもよいかもしれません。
業者へ依頼する際に、開始時間や日にちなども打ち合わせ時に相談しましょう。
5.業者に依頼することで得られるメリット
ここまで恥ずかしいと思わなくてもいい理由、解決策についてご紹介してきました。
業者に依頼することでゴミ屋敷と言っているように思い、マイナスのように感じてしましますが、寧ろプラス要素ばかりなんです。
業者に頼むことで作業はスピーディに完了します。
業者に頼らず自力で、地道に片付けを行うほうがかえってゴミ屋敷と宣言してしまっています。
自力で片付けるとなると非常に時間が掛かってしまい、途中で断念してしまうかもしれません。また、時間をかけるほど、近隣に怪しまれてしまい、様々な噂されてしまう恐れがあります。
ゴミ屋敷とばれたくないのであれば、業者に依頼し早めに片付けを行ってもらうのが良いでしょう。
6. 片付けられないと思ったらサントラストへ
「恥ずかしいから、業者に頼みたくない」
「近所にばれたくない、片付けはしなくてもいいかな」
- 自分の部屋は、足の踏み場がありますか?
- 物やゴミでドアが開けづらくなっていませんか?
- 最近、体調が悪いなど症状は出ていませんか?
このように、ゴミ屋敷以前の生活が出来なくなってしまった時からサインは出ています。
サインの出方は人それぞれです。病気になってしまった、物が落ちてきて今にも危ない状況、または家に人を呼べないと思った時です。
家に呼べないと思ったとき、人に見せられない家ということになります。
片付ける家のサインを見逃さないでください。
後から、大問題になってしまったら遅いのです。少しでもギクッとした方は、一度家の状況をよく見てみましょう。
7. まとめ
ゴミ屋敷片付けを業者に依頼するのが恥ずかしい、依頼するべき理由と解決策についてご紹介しました。ゴミ屋敷を業者に依頼するのは恥ずかしいことではありません。
業者は片付けのプロであり、様々な家や部屋を片付けてきました。
ゴミ屋敷の清掃に慣れており、依頼主の希望に沿った片付けを行ってくれますので、安心して依頼をしましょう。
また、恥ずかしいからゴミ屋敷を放置してしまうのは絶対にしてはいけません。
自分自身のためにも、部屋をきれいにしましょう。
ゴミ屋敷の片付けでお困りでしたら、是非サントラストへお気軽にご相談ください。